『ブルース・リーノーツ―内なる戦士をめぐる哲学断章』ジョン・リトル

 ブルース・リー本ですが、技術書ではなく、ブルース・リーの「哲学・思想」書。
 技術的な役に立つ本ではありませんが、すごく読ませる、胸に響く一冊です。
 気になったところを引用しておきます。

知るだけでは不十分だ。実際に応用しなければならない。
意志があるだけでは不十分だ。実行しなければならない。

皆が皆、勝つ方法を学びたがる。しかし、決して負ける方法を学ぼうとはしない。負けを受け入れること、即ち死を学ぶことは死から解放されることだ。このことが理解できれば、自由に流れ、調和していくことができる。流れることは、無心への道だ。明日からは、野心を抱かずに死の芸術を学ぶべきだ。

「禅」を引用することが、いちばんわかりやすい。私が技を学ぶ前は、パンチは単にパンチであり、キックはキックだった。技を学んでからは、私にとってのパンチはもはやパンチではなく、キックもキックでなくなった。技を理解した今は、パンチは単にパンチで、キックはキックに過ぎない。

目立つことは、栄光の誤った表現である。

独学は、偉人を生む。

4892247014ブルース・リーノーツ―内なる戦士をめぐる哲学断章
ブルース・リー ジョン・リトル
福昌堂 1997-02

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする